なごみ農園のお陰さま畑

なごみ農園の畑についてお話します。

氣がある野菜、有氣野菜

バランス栄養食と玄米に水をかけるとどうなるか?
⇒一方は腐り、一方は芽を出す。
今の野菜たちは腐りやすく、種を残す力が弱い。
GMの輸入配合飼料を食べ、狭い牛舎で育った牛の堆肥を有機肥料といって畑に入れ、次世代を残せない一代交配種を蒔いては慣行野菜と変わらないのでは?氣のない野菜になっている。

個性のある野菜たち

今の主流
あまーいトマト、いぼの無いキュウリ
本来の姿
無骨でも歯ごたえ抜群のキュウリ
柔らかで風味のいいゴボウ
芯がとろけるようなネギ
酸味と甘味がちょうどいいトマト
わたしは。。。
今の主流の品種ではなく、それぞれの野菜の個性が出ている品種を選んでいます。

固定種をもっと

一代交配種、遺伝子組み換え種は、面積が増える一方。
弊害として、
遺伝子組み換え菜種の野生化(県内でも清水で確認済み)
企業が種を独占。種が農家から種苗会社のものに。
在来種が各地から消えている。
それぞれの風土にあった品種が本来病気や虫に強く、外国で穫れた種で虫だらけというのは筋違いでは。
わたしは。。。
できるだけ自分で種穫りをし、無いものもできるだけ固定種を買う。
眠っている力を引き出せる。

土(野菜)は作らず、育てる

人間は何でも作れると思いあがっているところがある。
土を使わない野菜工場といっても、光、水、空気、無機質肥料は必要。いまだに太陽、空気、水から葉っぱを作りだすこと(光合成)が人間にはできていない。植物が土に根を張るのは自分を支え、水を吸い、土中の微生物と栄養交換をするためで、微生物がいなければ、それができなくなる。
わたしは。。。
腐るものではなく、発酵したもの、枯れたものを畑に入れる。
葉、枝葉、茎などを発酵させ、それを主に入れる。

自然のものとは闘わない、仲良く

雑草、害虫、鳥獣被害、人間が原因です。
逃げられることは、逃げればいい。
避けられることは、避ければいい。
わたしは。。。
お陰さま栽培。やるだけやり、我慢。
すべての草は、ただの草です。無駄なものはない。必要だから、そこに生えている。豊富な種類の草たち。
虫は、人間のために生きてはいない。自然界では、自分に必要で弱ったものから食べていく。虫たちが食べる野菜は弱い野菜。一見、害虫に見えるものも、めぐりめぐって、その畑にとっては必要なのです。
カラスやハクビシンに食べられるところからは逃げる。決して危害を加えない。

温暖化はどこまで

冬に土中深く埋めなくても冬越しできるサトイモ
2月に収穫できるレタスやカリフラワー
高温で実の入りが悪くなった米
ハウスを壊す春の嵐
2週間雨の降らない秋、2週間雨が降り続く夏
激しい温度の上下
干ばつ、多雨、台風、高温が今までにないペースで増えています。もう止められないのでしょうか。
わたしは。。。
前述のように、生きる力を最大限発揮できるように、種、畑に入れるものを工夫しています。さらに、条件を厳しくすることで眠っている力を発揮できるように、無肥料栽培も試しています。
マルチ、支柱なども土に還る素材を使っています。

月のリズムで。




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この続きは。右の本でどうぞ。

  • どうすればいいのでしょうか

    動物で年間1000種以上が絶滅し、植物はそれ以上。
    畑にいると毎日感じます。人間との違いを。
    生物が生きる目的は唯一最大、「種(子孫)を残すこと」
    人間が生きる目的は「欲を満たすこと」

畑写真01

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